光明寺には幕末に横綱を張った陣幕久五郎夫妻の墓と養父の初潮久五郎の墓があります。
 陣幕は出雲の出身ですが、尾道に出て来て、初潮に弟子入りし、後には江戸に出て第12代横綱となったのです。




 これは陣幕の詠んだ俳句です。
「受けながら風の押す手を柳かな」。陣幕は生涯、待ったをしなかったそうですが、角力の極意を詠んだ句です。千光寺の「文学のこみち」にも、この句と手形が石に刻んであります。




  これは光明寺にある蟠竜の松です。尾道三名松の一つです。東西30メートル。竜がうづくまった形です。三名松のうち、臥竜松は枯れてしまい、鷲の松も雌雄一つの一方だけになっているのでこの松は貴重な存在です。

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