「林芙美子が多感な青春時代を過ごし、林文学の芽生えをはぐくんだ家の跡です」と刻まれた記念碑が建っている。林芙美子一家はこの家の2階にしばらく住んでいた。
  当時の建物は木造2階建だった。「うづしお小路」。小品「風琴と魚の町」に詳しい。


 渚に物思う芙美子の像。彼女は何度も尾道へ帰って来た。旅へ度へ、放浪の幼年期を送った芙美子にとって尾道は生涯心の故里だった。
  尾道では小学校5年生から女学校卒業まで過ごしてい
た。


 「海が見えた。海が見える・・・」

「放浪記」の一節を刻んだ記念碑。「文学の小路」の中の一等地にある。背後の赤いロープウェイが上り下りする。その瞬間をバックにカメラのシャッターを押す人が多い。


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